「ね、ねぇ、あなたって」 「ごめんなさい、後で全部説明します」 少女は私の問いを遮って、ブレザーの内ポケットにそのたおやかな指を滑り込ませる。取り出された手の中には、一枚の紙片があった。護符だ。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。